【USM S8 最高・最終レート2002】新たな風を呼ぶ分身バトン【謎ラッタ、謎ゴーリ】
こんにちは。うぃどうです。
皆さんS8お疲れ様でした(おそい)
私は相変わらず飽きずに分身バトンやってました。
今期は本当に分身バトンでレートを上げづらく、大苦戦しました。
それでも、いろいろ試行錯誤しながらなんとかレート2000を突破できたので、今回はその構築紹介をしていきたいと思います。
〇最高・最終レート
対戦回数1000越え。ここまで1シーズンで戦ったのは初めてです。
【使用構築】
謎ラッタ。 謎ゴーリ。
【基本選出】
今回は先に基本選出から紹介していきたいと思います。
この構築は、分身バトンを通す表選出と、オニゴーリを通す裏選出の、2パターンの選出があります。
【表】+or
【裏】
表は、いつもの分身バトン。ラティで起点を作ってペンドラーで分身加速を積んでジャラかピクシーで全抜きします。
裏は、ラッタの†いのちがけ†と、ラティのでんじはおきみやげを駆使して相手をかく乱し、隙を見つけてオニゴーリを展開し、嵌めて全抜きする、というものです。
吹き飛ばし持ちが入っているPTに対して、裏を投げていきます。
いのちがけとおきみやげで、強制的にオニゴーリがラス1になるので、相手の吹き飛ばしをものともせず、オニゴーリで展開できます。強い。
吠えるはペンドラーのじごくづきとジャラランガの防音でなんとかなるのですが、吹き飛ばしは分身バトンではどうにもなりません。その対策という意味でこの裏選出を組み立てました。
【個別紹介】
ラティオス@こうかくレンズ おくびょう ふゆう
努力値 252-0-0-0-4-252
実数値 187-×-100-×-131-178
おきみやげ-ひかりのかべ-ほえる-でんじは
いつもの起点作成要員。同じラティを使ってこれで4シーズン目くらい。
安心と信頼のこうかくレンズ。今期は1度くらいしか電磁波外さなかったかな…?
電磁波、壁、置き土産を駆使して、裏のポケモンに繋げていきます。
今回の構築でラティには、表選出の初手という役目のほかにも、 裏選出の2番手という役目もあり、前期よりも選出率が上がったような気がします。
努力値 252-0-0-0-0-252
実数値 182‐×-90-×-100-141
いのちがけ-いかりのまえば-ちょうはつ-すりかえ
謎ラッタ。初見殺し。
初手にひょいっと出して、スカーフいのちがけぶっぱで相手のポケモンと1:1取るのが理想です。
とにかくいのちがけを撃つだけのポケモンなので、ほか3つの技は割と何でもいい気がします。
いのちがけができるポケモンはほかにも色々いますが、その中で私がアローララッタを選んだ理由は、
・H種族値が75と、いのちがけを使える面々の中では割と高いほう。
・(一応)悪タイプなので、ゴーストタイプを呼びづらく、格闘タイプであるいのちがけを通しやすいのではないかという願望。
・アローララッタがメジャーでない分、いのちがけが読まれにくいのではないか、という願望。
といった理由が挙げられます。半分以上願望入ってますねウケる。
実戦での使用感は、微妙に扱いづらい、というのが本音です。
スカーフ持ちなので融通がきかないし、Z技持ちのゴーストタイプで完全に止まるのがヤバいです。ミミッキュコワい。
今現在、S9で同じいのちがけ枠としてアギルダーを使っているのですが、ぶっちゃけそちらのほうが使いやすいです。みなさんもラッタやめてアギルダー使いましょう。
初見殺し性能だけは高かったです。メガポケモンとかと普通に1:1取れたりして、使っていて楽しいポケモンではありました。
ペンドラー@バンジのみ わんぱく かそく
努力値 252-0-236-0-0-20
実数値 167-120-152-×-89-135
かげぶんしん-みがわり-じごくづき-バトンタッチ
分身枠。
今回は前期と違い、攻撃技をいわなだれからじごくづきに変更しています。
これにより、分身バトンでつらい吠える・滅びの歌、ついでにみがわり貫通のハイパーボイスやうたかたのアリアをカットできます。
今期は割と滅びゲンガーのみで分身バトンを対策してくるプレイヤーも見受けられ、そういった相手にイージーウィンを取れるのが楽しかったです。
色違いペンドラーをくださったYOUさん、ありがとうございました。
ジャラランガ@ノーマルZ いじっぱり ぼうおん
努力値 4-252-0-0-0-252
実数値 151-178-145-×-125-137
ドレインパンチ-じしん-みがわり-はらだいこ
新たなバトンエース。ジャラランガ。
加速分身バトンからのはらだいこで相手をせん滅します。
ノーマルZは腹太鼓用。HPを完全に回復してから腹太鼓が撃つ、という効果です。
ノーマルZ腹太鼓により、HP半分以下の状態でも、そして挑発をもらっていても腹太鼓が撃てるのが強いです。
彼の採用理由である、特性防音により、分身バトンでつらい吠えると滅びの歌を無効にできます。
使う前は全く信用していませんでしたが、いざ使ってみると普通に強かったです。
後述のピクシーや前期まで使っていたメガマンダと違い、太鼓1発撃つだけで相手に相当な圧力をかけられるところが偉いです。
いつかはジャラランガでレート2000を突破したいと思っていたので、それが達成できてよかったです。
ピクシー@のんきのおこう ずぶとい マジックガード
努力値 244-0-252-0-0-12
実数値 201-×-137-115-110-82
アシストパワー-チャージビーム-みがわり-つきのひかり
呪いミミッキュ対策枠。使い始めてから6シーズン目。
マジガで呪いを無効化し、チャージビームのCアップとアシストパワーで攻めていきます。
今回は食べ残しがオニゴーリに行っているので、代わりとしてのんきのおこうを持たせました。
毎回この子について構築記事で書いてるので、もはや書くことはないまであります。
ピクシーについて知りたかったら前期の構築記事も読んでみてね。
オニゴーリ@たべのこし おくびょう ムラっけ
努力値 172-0-36-4-44-252
実数値 177-×-105-101-106-145
フリーズドライ-ちょうはつ-みがわり-まもる
帰ってきたオニゴーリ。4シーズンぶりくらいに使いました。
先述のとおり、ラッタのいのちがけ→ラティの電磁波おきみやげからこの子に繋げます。
想定では、
・ラッタのいのちがけ→相手のポケモンを1匹道連れにして2対2にする。
・ラティの電磁波おきみやげ→2体のうち1体を麻痺と攻撃特攻ダウンで大幅に弱体化させる。
・オニゴーリ展開。相手は弱体化した1匹+もう1匹なので、オニゴーリで楽に展開できるはず。
という感じで、実際回してみて、そのようにうまく起点を作成しつつラス1オニゴーリにできた試合は何回もありました。
しかし、結局のところ裏選出を出した場合の勝敗はオニゴーリの能力上昇で決まり、いい能力上昇を引かないままじり貧で負ける、という試合も多く、なかなか難しいポケモンだなと感じました。
技構成は大体普通のオニゴーリですが、テンプレなら絶対零度が入る枠に挑発を入れてみました。
裏選出では滅びや挑発、アンコール等々の補助技を対策しきれないので、その対策としての挑発です。
以上で個別紹介は終了です。
【最後に】
ここまで読んでいただきありがとうございました。
一番先に語った通り、今期は本当に苦戦しました。その理由として、吠える・吹き飛ばし対策のチョッキすりかえミミロップ(S5~S8前半まで使ってたやつ)が読まれるようになった、ということが一因にあると思います。
そこで、新しい吠える・吹き飛ばし対策が必要となった→じごくづきペンドラー+防音ジャラランガという組み合わせに触れることができた、いのちがけ+おきみやげ+オニゴーリという新しい裏選出を組み立てることができた、という流れになったのは、良かったと思います。
特にいのちがけ+おきみやげ+ラス1オニゴーリという神風戦法は、まだまだ考察・改善・開拓の余地があると思うので、ほかの人、特に同じ分身バトン使いの方にぜひ使ってみていただきたいです。
いのちがけ枠はラッタでなくてもいいと思うし、ラス1エース枠も、ほかに適しているポケモンがいるかもしれない、というのが私の現段階での考えです。私一人の考察で終わらせるには惜しいので、みなさんも、よかったら使ってみて、考えて、いろいろ改善してみてください。そんでもって私にこっそり改善案を教えてください。
とりあえずラッタよりアギルダーのほうが強いので、そこは改善ポイントですね。
以上で構築記事を終了します。
S8、最高レートは2002と控え目な結果に終わりましたが、それ以上に得るものがありました。いいシーズンでした。
S9も、もちろん分身バトンします。よろしくお願いいたします。
うぃどうでした。